2013.08.11-13 王滝川下黒沢/沢登り
- 2013/08/28(Wed) -
王滝川下黒沢
2013年8月11日~13日
参加者 3名

8月10日22時過ぎ、JR茨木駅前集合発。名神茨木から中央中津川、国道19号に入るも既に深夜1時前、中津川市坂下の山中道路脇で幕営就寝する。
8月11日6時半頃発で車に乗り込み移動、王滝村柳ヶ瀬の下黒沢出合へ。
王滝川ダム手前の大正池のような自然湖湖畔の路肩に駐車する。
9時過ぎ、道路を戻り左岸の発電所巡視路を進む。高い側壁の40m直瀑があり、右岸から高巻きで入渓する。続く廊下にナメ床、苔むす暗い渓相だが、釣屋のルートの巻き道には、しっかりと踏み跡とトラロープ有り。6m滝、6m斜瀑を越えると幅広ナメ床。釜、斜瀑、直瀑、ナメ、淵、廊下、連瀑と変化に富んだ楽しい遡行となる。7m滝は直登できたが他の滝は深い釜が行く手を阻み巻きの一手。
廊下を過ぎて沢幅が広くなり、沢を覆う樹林も少なくなるとゴーロ帯に。沢は蛇行しながらゆっくり流れ日差しが強くなる。昨日の疲れが出て来て一本取る。続くゴーロに結構倒木が多いのが鬱陶しい。えぐれた赤い崩壊地を過ぎると支流が入り右岸側壁が立って上部に湧き出る滝が多数。見とれてしばらく立ち尽くす。倒木で前方が見えなかったが左右に倒木を乗越すとドーム状にえぐれた側壁に挟まれた高さ40mの幅広大滝に出くわす。圧倒的な水量に大量の水飛沫。しばらく見とれてしまう。巻くしか方法がなく一端下降、左岸から草付きを直上しバンド伝いに藪漕ぎ滝の落ち口へ至る。平流から釜のある5m滝が二ヶ所、どれも巻くしかない。しばらくして林道が横切っている。14時前だが今日は寝不足の為、あっさり遡行打切りとし橋横の林道に幕営する。林道は通行止めだがバイクのタイヤ跡があり、ブルで適度に手入れされている。林間の狭い夜空を見上げ焚き火で癒しのひとときを過ごし、20時就寝。
8月12日5時過ぎ起床。意外に寒い。早々に朝食を済ませ出発、遡行開始。樹林帯で薄暗いが、ナメ床とナメ滝の連続となる。岩が黒く足元がおぼつか無いが、しばしナメを堪能するとまたも林道が横切る。ナメ床を過ぎると左右が開け明るいゴーロ帯。小滝にそれぞれ釜があり、ナメから12m直瀑に出た。左岸を巻き廊下に入るが、すぐにナメ床が現れ、今度は堰堤のような幅広10mの直瀑。ここも左岸を巻く。ナメ床がしばらく続きゴーロへ。左岸にえぐれた支流の涸れ沢あり。その先左岸から入る支流に8mの直瀑、ここで一本。
この先しばらくゴーロが続き、左岸からの斜瀑を過ぎると廊下になる。今度は35mの直瀑、昨日の40m大滝より幅はないが、同様にえぐれた側壁を持つ大滝。全く巻くしかない。左岸を下降し草付きを直上しバンドに突き当たり、木登りでバンドに上がり、鬱蒼としい笹藪をかき分け滝の落ち口までトラバース。ここからはゴーロが続く。イズミ谷への乗越しするため地図を確認後、右岸の支流に入るが水量少なく笹藪の涸れ沢となる。しばらく藪漕ぎで進むが猛烈な笹に登路を断たれ遡行断念、同ルートを下降し本流に戻る。13時を過ぎ幕営地を求め本流を詰める。標高2000m付近の左岸に好適地を見つけ整地テント設営。今日も焚き火に酒で残念会をして20時過ぎ就寝。
8月13日5時過ぎ起床。天候晴れ。今日は沢の下降から林道で下山予定。6時30分下降開始。
大滝まで意外と時間を費やし笹藪漕ぎ。木登りの場所は5mの懸垂下降。巻きを終えゴーロの下降。左岸から入る涸れ沢を登る。苔むすナメ床を登り右上の尾根まで藪漕ぎ。登り終えると笹藪の中に踏み跡を見つけ下降。しばらく藪漕ぎで林道終点に出る。ここで沢装備を外し重いザックを担いでの林道歩きになる。唐松の植林地を貫く林道を下降する。途中、薮中に熊を発見するも運よく退散してくれた。所々雑草が林道を覆い尽くすが、しっかりとした林道はルートを見失わない。長い林道歩きに閉口しつつ車止めに13時過ぎ到着終了した。
当初信越国境の沢を目指すが、参加者少なく断念。名古屋ACCの御嶽山記録を基に計画を変更。素晴らしいナメ床と大滝に出会えたことに感謝するも、難を言えば登攀出来る滝が一つもなかったことが残念。藪漕ぎで登高意欲がそがれ途中撤退してしまい、参加メンバーに申し訳なかった。追い打ちを掛けられた様な林道歩き4時間は辛かった。

40m大滝
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