白山東面台地は、岐阜県の平瀬から標高差2100m、往復40kmと山頂までかなりキツイ所ですが、山スキーヤーにとっては遮るものが何も無い東面台地はほんと素晴らしいと言われている場所です。林道が開通する頃にはもう遅く、ゲートから大白川ダム(取り付き)まで標高差600m、距離14キロを一日目にMTB(自転車)で走破し、二日目の山スキーに挑む計画だ。
ゲート前でMTBにまたがり笑顔で出発だ!
そんな気分もつかの間、走り出してすぐにデブリが出てきた。様子を見に行く。
慎重に通過しなくては下部の激流に飲み込まれる。
結局、すぐに自転車を諦め置いていく。自転車走破、距離にして1キロほど。後は重い荷物を担ぎ約11キロの林道を根性で歩き続ける。
時折、シール登高を続けるがすぐに林道の雪はなくなる。
とにかく、デブリ、デブリ・・・延々と続く。
あざ笑うかの様にデブリは大きく口を開く。慎重に進む。
今日はひたすら苦行であった、結局林道歩きは7時間もかかり思った以上に体力を消耗した。
東面台地取り付き地点でテントを張り早々に就寝した。
2日目
朝、5時30分朝日を浴びながら東面台地を北上していく。
振り帰るとブナ林の中に大白川ダムが綺麗だ。
シールを付けどんどん登る。
山頂の御前峰と剣ヶ峰の雄姿が見えてきた。
天気がいいから景色は抜群だ! 穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山・・・
登り出して約4時間ようやく標高2200メートル付近まで来た。
しかしながら帰りの事を考えると今日はここまで。山頂を後にして撤退を決断。
後はシールを外し東面台地にドロップイン、雪質はザラメ雪。軽快に滑る。
約1時間のゆっくり滑走を終え荷物を回収し また来た過酷な林道歩き余儀なくされた。
お陰さまで久しぶりに足が極度な筋肉痛になりした(笑) 終わり。
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