2013.06.23 稲子岳南壁左カンテ登攀
◆06/22 小川山でクライミング(記事は下記にあり)

   ~タンネの森とコマクサに感動~

~続き 
◆06/23 3時起床、薄曇り。
簡単な食事をして4時ヘッドライトを点し シラビソの深い森の中を進む。
5時40分、しらびそ小屋に着く。みどり池からは天狗岳が綺麗に見えた、この時期には珍しく肌寒く全員カッパを着ての行動だった。
ここから15分ほど歩いて登山道を外れ取り付きに向かうはずだが記録に載っている赤テープと踏み後が無い。目を更のようにして探すも無い!特定の場所を行ったり来たりしても探しきれなかった。仕方がないので以前岡村さんが取り付いたルートへと向かう。とは言うもののそこまでは随分登らなくてはならなかった。7時15分、結局主稜線である中山峠手前まで歩き登山道をトラバースしていくと、はっきりした踏み後がありそれを追う。7時50分ようやく南壁の取り付きに着いた。
前でパーティーが登攀しているようだったが姿は見えなかった。用意を始めると遠くでカモシカが不思議そうにこちらを覗いていた。
8時15分登攀開始、晴天。この上ない条件であった。
昨日と違いアルパイン要素たっぷりの場所、狭いテラスから
1P Tリード Ⅲ級 25m 凹角状のフェース クラックを跨ぎチムニーを乗り越す。
2P  Tリード Ⅲ級 40m V字状の溝からリッジ カムを2本使いZラインを抜ける ラインの
屈曲で途中ザイルが重くなり苦戦するが予定の終了点まで行き確保
3P  Tリード Ⅲ級 20m チムニー状の凹角 左にもピンがあるが 石の詰まっているチムニーを左上へ上がる易しいピッチ
4P  足場の悪い緩斜面をコンテで進む
5P Kさんリード Ⅲ級 25m 広いチムニー 大またびらきで垂壁を乗っ越す
6P  Tリード Ⅲ級 10m レイバックもどきで終了点
 
10時30分 登攀終了

終了点で十分景色を堪能し、11時すぎ下山開始、来た道を戻ります。
途中、しらびそ小屋に立ち寄り、ご主人に稲子岳南壁について聞いた所、最近はこちら側からアクセスする人が少なく取り付きまでのルートは無くなり、踏み後も消えたそうです。
近年はほとんどの人が中山峠からのアクセスになるようでした。

13時30分 無事下山
下山後の帰路は麦草ヒュッテに立ち寄り、アイスクリームを頂き、家路をいそぎましたが、途中渋滞に巻き込まれ帰宅は22時になりました。

■稲子岳南壁左カンテ登攀は1Pから高感度がありアルパイン登攀の要素が十分に味わえる場所です。 クライミングする人にとっては以外にマイナーな場所で混雑も少なく快適な登攀が出来る所です。登るにつれ景色が広がり目の前に天狗岳、硫黄岳の雄姿が広がり 下を見れば言葉に表せないぐらい素敵なタンネの森が広大に埋め尽くさせています。また終了点が稲子岳山頂直下に出てきて、そこにはコマクサの群生地が分布する とてもストーリーが綺麗なルートで感動しました。また、最近ガイドさんが整備されたらしく終了点には綺麗なピンが打たれてあり安心でした。
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朝靄の中 シラビソの森を進む
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みどり池より天狗岳
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みどり池より稲子岳南壁
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アプローチで見たイワカガミ
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アプローチ中
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1P目 取り付き
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2P目
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終了点
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コマクサ
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下山する
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帰路 麦草ヒュッテに立ち寄る
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