2015.03.14-15 横岳西壁石尊稜

   ★★2017年度 初級登山講習会★★

   ◎バリエーションルートの歩き方と岩登り◎

第一回 4/16 六甲山 芦屋川駅集合 道畔谷~キャスルウォール
装備・読図・三点支持・簡単な岩登り

第二回 5/7 六甲山 御影駅集合 西山谷~保塁岩
沢筋の歩き方・アルパインクライミングとは

第三回 5/21 六甲山 芦屋川駅集合 地獄谷~ブラックフェース
岩登り・マルチピッチとは 
 
第四回 6/4 行先未定
テント泊 テント設営~生活術・縦走とは

※参加条件 一般登山道を5時間以上歩ける人・一般登山用具をお持ちの方
講習会会費 無料  ヘルメット、ハーネスを持参下さい(無い方はお貸します。)

入会の有無、講習会に関係なく興味ある方は 例会にお立ち寄りください。
同時にハイキング参加も随時行っております。(体験ハイキング可能)

例会は毎月第二水曜日 19時40分より。
場所は森ノ宮のANNEX PAL法円坂  大阪市中央区法円坂1-1-35  TEL06-6943-5021
随時、縦走登山、沢登り、岩登り希望の方も募集しております。
初心者から丁寧に指導致します。まずは気軽にご相談ください。

講習会参加、入会に際しての連絡、
質問等は例会に直接お越し頂くかメールにて saffran@hotmail.co.jp 藤原、徳田までお気軽にお問い合わせ下さい。
  <会費等詳細> 入会金1000円 会費1000円/月 (入会時のみ3ヶ月前納)
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参加者4名
天候 3/14(土)曇り~小雪
    3/15(日)快晴
気温 マイナス5度~マイナス10度(体感的には寒くなかった)

3/14 美濃戸口~赤岳鉱泉~取り付き偵察
3/15 赤岳鉱泉~石尊稜~石尊峰~地蔵尾根~赤岳鉱泉~美濃戸口

当初の予定は一日は石尊稜へ登攀をしもう一日はジョウゴ沢へアイスクライミングの予定でしたが天候と時間を見て
確実に登れる方法を取ったので石尊稜登攀のみになりましたが それでも充実した山行となりました。

取り付きまで1時間、下部岸壁の1P目で苦戦、気持ちのいい300mのナイフリッジの雪稜を歩き、上部岸壁で2Pを登攀し山頂へ 登攀時間5時間50分 合計7ピッチ 全員ダブルアックス使用


写真は上部岸壁
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日があたる大同心稜
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3/14(土) 7時50分美濃戸口より歩き出す(赤岳山荘までの車道はまだ わだちが多く普通車では困難)
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途中、カモシカの子供が私達の1m以内の至近距離で出合いました。
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11時30分 皆さん20キロを超える荷物を背負い3時間40分歩き 赤岳鉱泉着。
名物のアイスキャンディーは沢山の人が賑わっていました。
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6人用テントを張り相談。思ったより天気が思わしくなく、また時間的にも今から登攀は無理なので
12時20分 小雪が降る中、取り付きまで偵察に行くことになりました。(ジョウゴ沢アイスクライミングは中止)
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トレースはあるものの雪が軟らかく歩きにくい、地形図、概念図、写真を照らし合わせて取り付きを探します。
石尊稜の末端らしきものを発見するもののトレースは途中でなくなり、末端右の雪壁を登り稜に取り付きました。
取り付きまで確認が出来たので懸垂下降で戻ります。 ここまで1時間40分、明日の為に下準備はOKです。
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石尊稜の末端の取り付き(傾斜はキツイ)
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下ります(雪は深い)
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戻ってきました、赤い印が石尊稜です。明日の健闘を祈りましょう。
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アイスキャンディーの前に張ったテント
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昨日2時間ちょっとしか寝ていません今日は早く寝ます。19時30分就寝。

3/15(日)満点の星空、快晴です。3時起床 4時15分歩き出します。
昨日に付けたトレースは 雪が締り歩きやすく容易く取り付きまで行けました。(昨日偵察に行って良かった)
6時登攀開始、後方にガイド登山のパーティーが続きます。あとで知りましたがラインは右、左、中央とあるようです。
私達は中央ラインを選択し登り始めた所、ガイドさんは右から登って行きました。

傾斜はさほどなく時折、階段状になった所もあり容易にも見えましたが、とにかくホールドが無く手を使って登れません。
ダブルアックスで登るも確実に効かない場所も多々あり、とても緊張を強いられました。25mほど登った中間部にしっかりした懸垂支点があり ここでピッチを切ろうと思いましたが、先行のKさん、Sさんは更に上までロープを伸ばしていたのと、この難しい岸壁を早く終わらせたい気持ちでもう少し上に上がります。あとで調べましたがここで左にトラバースをしルンゼに入るのが左ルート。

最後に氷雪に覆われた草付が出てきますが高さ2mの壁があり私の身長では届きません。右の木にしがみついでよじ登ってみますが握力を使い果たすような気がしたのでやめます。(普段では容易く行けるはずなんですが・・・標高差で空気が薄いのと ここまでホールドがなく緊張を強いられたので息が荒くなっていた)また一眼レフがじゃまをして・・・
5分ほど悩んで気力を振り絞り 一気に登り やっと「ビレイ解除」。セカンドのHさんには時間がかかってしまい申し訳ない。 先頭を行く、Kさんからアドバイスを貰う。セカンドを容易く登らすためにボディービレイで確保する。

よく見ると 右から登ったガイドさんは途中で懸垂下降をしていて、私達の後方で待機していました。セカンドのFさんと同時にガイドさんも登ってきました。心配していたFさんの登りは確実で、スムーズに登ってきたのでびっくり、ガイドさんは左のラインに移り私のほぼ横で確保をしていました。(いやいや舐めてました石尊稜、1P目45mで体力を奪われる)
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2P目、10m ツルベで登り下部岸壁終了。
ここからは情報によるとコンテで進むようですが 少しいやらしい部分もあり安全の為 3Pスタカットで登りました。
(本来なら慣れた人ならすぐに終わる部分ですがロープを出した為 ガイドさんにも抜かれ 先行のSさん、Kさんとも随分差がついてしまいました)
この辺りはダブルアックスもよく効き気持ちがいい 随分高度も上がりました。右手には中山尾根を登攀しているパーティーもよく見えます。遠くを見ると北アルプスの全景のシルエットの綺麗に見ました。
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ようやく雪稜部に到達、ここからコンテで進みます。
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元気そうですが ここまで飲まず食わずで少々バテ気味。とにかく喉が渇きました。
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後ろを振り向くとまだまだHさんは元気です。
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上部岸壁に着きました、残りはあと2Pです。
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上部岸壁はピンが少なくカムを使いました。
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6P目 40m ピナクルで支点確保 7P目10mほどで上部岸壁が終了しましたが支点がないので35m登った所に岩角で確保 ここで急に風が強くなり寒くなりました。
11時40分 石尊峰 山頂。先行のSさん達には40~50分も寒い中待たせてしまい申し訳なく思ってしまう。
で、記念撮影
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よく見ると 空気も澄み渡り360度の大展望。富士山も綺麗に見えてます。風も強いのでゆっくりはしていられません。
すぐに下山開始、青空に石尊峰が素晴らしい。
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日ノ岳を超え、地蔵尾根を下ります。主峰の赤岳が素晴らしい。
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下山は早い。行者小屋でハーネスを外し登山道で先ほどまで登った石尊稜を再度見上げ岐路を急ぎました。
今回のピッチは全てダブルアックスで登り完登しましたが ダブルアックスの練習がまだまだ不十分だと感じました。
以上終わり
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Category: 雪稜登攀
Published on: Sun,  15 2015 23:27
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