2015.05.02-03 蝶ヶ岳/北アルプス
- 2015/05/14(Thu) -
北ア/蝶ヶ岳 : 女3人のんびり春山
2015年5月2日~3日
メンバー: 3名
行程  : 5/2 三股(1350m)6:40~ 常念岳/蝶ヶ岳分岐7:00 ~ まめうち平(1900m) 9:28 ~
        元スキー場 11:14 ~ 稜線 (2560m) 13:20 ~ 蝶ヶ岳テン場(幕営)14:00
5/3 テン場 6:30 ~ 蝶ヶ岳頂上(2677m) 6:40/6:50 ~ 蝶槍頂上7:30/7:50 ~ 
蝶ヶ岳ヒュッテ8:30 ~ テン場8:40/9:10 ~ 力水12:20 ~ 三股 12:55 

昨年の夏山:北岳に続きこの春山も女子三人で北アルプス蝶ヶ岳を目指そうと言うことになった。三股1350m から頂上1677mへ標高差約1300m を一気に登ろうと。3人の合言葉は終始「ゆっくり行こう!」。さて、無事登頂できますやら。

5月1日 大阪21:00発、一路長野へ出発。しばらく穂高方面へ行かなかったので初耳だったが、長野道の豊科インターが、安曇野インターに改名したそうだ。改名の効果は如何ほどか、古い山屋にとって豊科(とよしな)という響きにはまた格別の思いがある。
途中大した渋滞はなく安曇野インターで高速を降り、帰路入浴予定の「ほりでーゆ 四季の郷」を過ぎると、林道には不安を打ち消す標識があちらこちらに、迷うことなく三股駐車場に到着。
日が変わり2日の2:00。駐車場は先着車で一杯。手前に3~4台のスペースがあり早速そこへ駐車する。小宴の時間も無く、テント設営スペースも無いので車内仮眠とする。この間次々と車が到着し奥まで行っては元の林道へ戻って行く。お気の毒です。

5月2日 長野の日ノ出は4:53。出発準備をする登山者の声に起こされる。昨夜の満月は皓皓と夜を照らして今日の快晴を告げていた。夜は放射冷却で寒いぐらいだったが、朝の光があたるとすぐに暖かくなる。朝食を摂り、用意を整え、トイレへ走り、さあ出発 6:40

15分で林道終点。そこには登山指導所という小屋があり、「登山/下山者カード提出所」と書かれた窓口がある。 恐らく連休の間だけだろう常駐の男性が一人登山計画書の提出を呼びかけている。我らも用意の計画書を出す。そこからは細い山道になる。登山道に入ってすぐの分岐には 右:常念岳7.1k 左:蝶ヶ岳6.2k の標識。勿論左へ進む。本沢に架かる吊り橋を渡り、小橋を幾度か渡ると「力水」に到着7:30。この水場で喉を潤す。この辺りは緩やかな起伏で本沢に支流が合流する三股である事が良く判る。いたるところに春の花が咲いているのが見え、「ゆっくり行こう」の掛け声よろしく しばらく撮影に専念。
花の撮影を終えて先に進む。8:00標高1550mを過ぎた頃、未だ冬枯れの斜面に雪渓が現れる。8:30標高1650m 斜面はカラマツの林になり登山道上に雪が出てくるようになる。 9:30標高1900mのまめうち平の手前より急登になり、登山道、斜面全体が雪で覆われる。やっとアルプスの春山に来たと感じさせてくれる。登山者が多くトレースはしっかり有る。赤テープも有って間違えることは無い。
標高2000mを過ぎると傾斜が急になり、2065mでアイゼン装着。気温が上がって雪がゆるみアイゼンもあまり効かない。しばらくすると長い登高斜面のトラバースに入る。この斜面にはカラマツの樹木は見られずデブリの跡も見られない。幅広の急斜面、雪崩れる危険を感じる。スピードをあげて通過。下山時他の登山者の話によるとこの斜面はスキー場のコースだったらしい。元スキー場を抜けても次々同様のトラバースは傾斜を増して続く。場所を選び30分毎に休憩をとりながら小刻みに標高をあげていく。
やがてカラマツの林を抜けて眼下に豊科の町を望める広い斜面に到着。稜線はすぐそこにある。手前の広い斜面で休憩13:20 標高2560m。最後の登り20~30mからハイマツの間の登山道に入ると雪が消える。アイゼンを外し、手に下げ進むと突然、槍の穂先が目の前にひろがる、キャンプ場が出現する。

テン場着14:00 コースタイム5:00にプラス2:00 まあ、こんなもんでしょう。
申し込みをして、テントで満杯状態の土の上に場所をとりテント設営。キャンプ場は全体の半分以上土が出て乾燥している為土埃が酷い。水をどうしようか。小屋で買うなら1ℓ200円。担ぎあげた水もあるし不足分を残雪で補う、と言うことでなるべく綺麗な雪を集める。テントも張ったし、先ずは到着ビール。
小屋で買った缶ビール500ml 800円也で乾杯。春山のビールは何時も美味しい!

休憩の後、お楽しみの夕食で満腹 19:30 就寝。今日は疲れました。

5月3日4:00 起床。今日も快晴、薄い絹雲が出ているが。前日の残り御飯で和風焼飯(チキンとカイワレの具材)とシチューで完食。6:30 雲上のハイキングへ出発。先ず、眼前に見える蝶ヶ岳山頂へ約10分。
穂高の山々が真正面に、左に少し離れて焼岳。写真を撮り引き返して蝶槍を目指す。この稜線は360°のパノラマ。進めば進むほど槍ヶ岳が大きく、近くに見える。登山道には雪は無い。 7:30 蝶槍へ到着。
蝶槍からは槍ヶ岳はより大きく、反対側にはうっすらと富士山の姿までみえる。いつまでも眺めて居たいところだが、ちょっと時間が押してきたのでテン場へ帰るとする。蝶槍から蝶ヶ岳方面を眺めてみると、蝶ヶ岳山頂から手前の稜線が二つに分かれて、2つの山稜が平行に走っている。右稜線上にはキャンプ場があり、左稜線との間には窪地がある。これは二重山稜。
三股側より登ってきた場合、キャンプ場のある右稜線は、左稜線のブラインドになり右稜線に上がるまでキャンプ場が見えなかったのではないか。以前に常念岳から蝶ヶ岳へ縦走した事があるが、全く気が付かなかった。この景観全体を写真に撮るのは難しいが、ドローンなら、もしこの山域に持ち込まれたなら臨場感のある画を撮れるのではと思うが、そんなことになれば、あらゆる山岳地帯の山腹、ルンゼ、沢に回収できないドローンの残骸が積もる。とんでもない事を考えてみるが、恐ろしい未来の現実か。

8:00蝶ヶ岳ヒュッテ到着手前 頭上にヘリの音を聞く。見上げれば青い機体にコックピット辺りに赤い帯が縦に入っている。これは荷揚げヘリでは無いなと思う。下山後調べてみた。私たちが見たヘリは長野県警所属の「やまびこ号」で 5月3日6時 前穂高岳の落石事故で出動したものと考えられる。いつもの事ながらヘリの音には敏感になってしまう。

8:40 テン場到着。テント撤収。9:10 下山開始。昨日と同ルートで三股へ向かう。下山の我らとは逆に今日入山の登山者は非常に多く、すれ違いに時間がかかる。数えてはいないが300人近く登って行ったのではないかと思う。最初にすれ違った2人組はキャンプ場を出発して間もなく、朝5時に三股を出発したという。今日はどこまで行くのやら。最後にすれ違ったのは、12:30力水で休憩と給水をして歩きだした時、男性と女性の2人組、男性は小屋泊装備、女性は空身でザックも何も持たず、アイゼン、ストックも無し、ローカットの靴。この方達はどこへ行くのだろう。 13:00駐車場へ無事到着。帰路道沿いの「ほりでーゆ 四季の郷」(\530) で汗を流して帰阪。 大阪着22:50

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エンレイソウ
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まめうち平
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槍ヶ岳
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夕食
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槍穂高
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テント場
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蝶槍にて
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キクザキイチゲ
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