2015.06.07 宝剣岳東面 中央稜登攀/中央アルプス
- 2015/06/05(Fri) -
宝剣岳は中央アルプスにある標高2931mの山です。
アプローチはいとも簡単、駒ヶ根ロープウェイを使い一気に標高2611mの千畳敷まで私達を運んでくれます。終点駅の千畳敷は夏場はお花畑に溢れ、秋は紅葉が彩られたと千畳敷カールは一般客に愛されとても有名です。また駒ヶ根ロープウェイと言えば木曽駒ヶ岳への登山がメジャーです。カールに取り巻く稜線、そこに垂直に伸びる尖塔の岩峰、宝剣岳。カールからはひときわ目を引く岩峰です。
今回登攀する「宝剣岳東面中央稜」は取り付きまでのアプローチは、夏場は高山植物の保護の為立ち入り禁止で山頂から懸垂下降でアプローチと言うなんともアルパイン的ではないと言う事で、積雪期でギリギリの期間と言う事でこの日を選びました。
取り付きまではアイゼン、ピッケル。登攀はクライミングシューズと少し変わった登攀内容でもあります。

中央稜の名物と言えば”オケラクラック”。つるつるの岩面に一条の割け目が走る様はまるでヨセミテの趣があります。
その割れ目に手を入れ(ジャミング)、足を入れ(フットジャム)ての登攀はボルトを辿るクライミングとは一味違う充実感がありました。

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深夜にバスの起点となる菅の台駐車場に着きます。ここで約4時間ほどの睡眠を取り7時15分の始発のバスに乗り込むために乗車位置に並びます。天気は最高青空が期待を大きく膨らまします。バスを降りてしらび平駅に着くとなんとも可愛い生まれたてのお猿さんに遭遇します。
お母さんの背中にちょっこんと乗ってます。
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ロープウェイを乗り継ぎ8時に千畳敷に着きました。バスもロープウェイも夏の様な混雑はありません。白銀の千畳敷に降りたちました。青空に浮かぶ千畳敷カールと矢印の宝剣岳が堂々と聳え立ちます。
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ハーネス、アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装着して、一般登山者に交えて暫くは登山道を進みます。
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一般道から外れキックステップをしながら雪面をトラバースしていきます。上部からの落石注意です。
上部にあるオットセイ岩を見ながら下の岩峰を巻いていきます。
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矢印の草付きが取り付きです。そのまま草付きをあがり まっすぐ山頂に伸びているルートを今回は登りました。
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下部の草付きは急斜面の為、確保をして2ピッチで取り付きに着きました。
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ハクサンイチゲが心を和ませてくれます。今年最初の高山植物
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10時 1P目の取り付きに着きました。(歩き出して1時間30分)
出だしから立っています。しっかりした確保点が左右2ヶ所あり初めて来た人ならどちらを登っていいのか判断が難しいと思います。そこは師匠にアドバイスを受け奥のピンから登攀開始です(青いシュリンゲが付いている確保点から)
登ってすぐに右にトラバースをし左上に登っていきます。40mⅢ ピンは沢山ありますが古いピンが多いです。終了点も少し頼りない古いピンでした。
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2P目 リッジ上に登り草付きに入ります 40m 出だし5m程登った所が難しい。大きなカムをかけて体重を預けて登り切りました。
後で聞いた話では姫はここが一番の核心だったと聞きました。
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3P目 中央稜の核心部です。オケラクラック手前の凹角は エイドクライミング(人工登攀)アブミを使い乗っ越すと記録があります。
これを速やかに乗り越す為に先週練習もしました。凹角ルートは4~5mほどで上部は被っています。
力任せに一気に登りました。岩は固く安定しているのでダイナミックな登り方も出来ます。
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横を見ると伊那前岳が綺麗見えました。
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オケラクラックに来ました。
手前から見ると結構威圧感があります。
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途中でカムをかけ 写真を撮りました。
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登り切って 後続パーティーを撮影。高感度もたっぷりあります。
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最後の1PはⅡ級程度の簡単に岩峰と草付きで宝剣岳山頂に着きます。
ここに来れば是非とも山頂に立ちたいものです。13時30分登攀終了。
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一通り撮影を終え 後は下るだけです。ロープウェイを目指し一気に下山しました。
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15時のロープウェイに乗り自宅には20時ごろ帰宅しました。
今回のルートは各ピッチ毎に難しい個所が含まれており気が抜けない登攀でした。
アイゼンを履いての取り付き、直線的に山頂に抜けるルートは快適そのもので まさにアルパインルートと呼べるものでした。
指導して頂いた師匠、フォローして頂いたSL、本当に有難うございました。また、新しいルートが自分のもとのなりました。

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