2016.06.12 鈴鹿山脈 鬼ヶ牙

  
山行場所 岩登り 鈴鹿山脈/石水渓~鬼ヶ牙 標高488m
山行日時 2016年6月12日
天候 曇り後雨
参加者 6名
行程 大阪発(6:30)→石水渓(8:20)→1P 40m(8:50)→2P 25m(9:30)→3P25m(10:30)
→4P 30m(10:50)→5P 25m(11:50)→6P 40m(12:20)
6Pで怪我の為、懸垂下降にて下山開始(14:15)→石水渓駐車スペース(16:20)

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1P40m スラブ状のフェース。 
濡れたスラブに対してクライミングシューズのフリクションは効きが悪く、難易度が高くなっているように感じた。
このいつ滑るか判らない緊張感が、必然的に足の使い方を学習させてくれた。
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2P 25m 人工ルート。 
1班は左ルート、2班は右ルート。アブミを使用してのエイドクライミング。
フィフィを積極的に使用するように指示を受け、腕の負荷を減らしつつハング状の岩を越えてゆく。
揺れても慌てずにバランスを保って登ればさほど難しくはない。
しかし、急にアブミを使用しなくなる瞬間が怖くなる錯覚に陥る。
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3P 25m 5.10a。 
ここは難しい割に短時間で抜けることが出来た。
短いと言えどウェットコンディションで状態は良くなく、ここに挑むトップの精神力を考えるとゾッとする。
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4P 30m 5.8。
いよいよ壁が荒れてきて、藪の多さがここから先に挑む登攀者が少ないことを物語っていた。
先行者とロープの干渉で土と落石が多く,常に上部に注意を払う必要があった。
ボルトは少なく、立木を利用して支点を取る。 的確なルート取りがモノを言う。
手と足に濡れた土が付着し、ソールのグリップが悪い上に雨が強くなってきた。
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5P 25m ブッシュのトラバース。
ここは岩壁に向かって大きく右に藪漕ぎで進んで行く。
登攀要素は少なくしっかりとした木を掴めるので、比較的進みやすいとゆう印象を受けた。
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6P 40m ブッシュとネット。
5P目と同じく一般登山道にもよくあるようなブッシュ地帯。
一ヵ所、濡れていて乗越えるには困難な高さ2m程の岩があった。赤テープの立木を利用して岩を越える。
この地点でメンバーの一人が左肩を脱臼する。整復不可の為に下山を開始する。
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6P中盤から下山まで

まずは要救助者になったメンバーに応急処置でで痛み止めを与えた。
その後、リーダーが懸垂下降で下山するか登り詰めて一般登山道で下山するかを検討。
安全を考慮し、一度は登らせる方向だったが、時間が掛かり過ぎたために1班も降下してきた。
視界は悪く風雨も激しくなり始めていた。怪我したメンバーは痛みを耐える事は出来たようだが、
片腕が使えない状況では補助したとしても登攀は不可能と最終的な判断を下す。
下山を決定してからの行動は実に早かった。
メンバー全員の優しさと冷静さが安心させてくれるとともに、
絶対に下山してみせると奮い立たせてくれたと、要救助者になったメンバーは後ほど語った。

14:00 下山開始。
この時、既にメンバーの一人が受入先の病院を確保、症状と到着時間を伝え万全の用意。
リーダーが先行で下降しルートを保持。
次に要救助者は補助ロープで確保してもらい、使える右手で8環を操作し懸垂下降。
身体を動かす度に全身に激痛が走ったが、可能な限り早くロープを手繰って操作していた。
メンバーの素晴らしいチームワークもあり、要救助者を含め全員を安全且つ迅速に、
6Pもの懸垂下降を約2時間で完了することが出来た。

16:20 石水渓 駐車スペース到着。
下山後、回生病院にて整復処置を受けたが、
脱臼後の時間が長く、運動後の筋弛緩もありスムーズに整復できず、
少量の全身麻酔で処置を受け、18:00に病院を後にした。


Category: クライミング(岩登り)
Published on: Tue,  14 2016 12:44
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