2016.07.03 神童子谷~犬取谷/沢登り
大峰山系川迫川支流 神童子谷~犬取谷 沢登り
2016年7月3日(前夜発)
メンバー:4名
7月2日(土) 登山口近くで仮眠 午前2時就寝。

7月3日(日) 曇り時々晴れ
林道終点出発 7:40 ~ 入渓 へっついさん ~ 赤鍋滝 ~ 釜滝~ 一ノ滝 ~ ニノ滝 ~ 犬取滝 12:00 
犬取滝より折り返し沢下降し林道終点着 16:00


神童子谷は初級の美しい沢で、以前より行きたいと思っていた沢だが、やっとチャンスが巡ってきて参加させていただいた。当初予定では、神童子谷を遡り稲村小屋よりクロモジ尾を下って白倉谷の岩本橋に下山という計画であったが、参加予定の2名が急遽参加できなくなったため、4名だけとなったため、当日協議して車1台で神童子谷往復という計画に変更することとなった。

天川より309号線を川迫川右岸沿いにみたらい渓谷方面に行く道は橋梁架け替え工事のため通行止めとなっていた。迂回路は一旦分岐まで戻り県道53を天川村沢谷集落方面への橋を渡ってすぐ左折し、川迫川左岸を道なりに走ると橋を渡り北角集落で309号線に合流した。309号線行者トンネル方面に川迫川を渡る橋を右手に見送り、林道を直進すると林道終点のゲートがある。ゲート前は少し広くなっているので道路脇に駐車した。

林道ゲートより数分歩くと橋があり渡ると林道がなくなる。渡ってすぐのところの斜面を下るとしっかりした杣道があり、辿っていくと川沿いに鉄桟橋が続いている。桟橋よりトガ淵が青く見える。桟橋が欠落してこれ以上進めなくなるところで川原に降り、しばらく歩くと有名なへっついさんが現れた。
両岸が屹立して薄暗く青緑の淵となして水がゆったりと流れている。うれしくてドキドキしながら入っていくと深いところでは腰ぐらいまで水があった。
へっついさんを抜けると川は大きく左に曲がっており、曲がったとたん広い大きな淵のような釜をもつ赤鍋滝10mに出会った。圧倒的な大きさ、滑り台のような形容の滝、岩肌は磨かれてつるつるで左岸が苔のせいか赤黒く斑に染まっている。
左岸をへつって取り付き、Kさんが滝の落ち口までロープをフィックスしてくれた。ハーケンが4箇所ほど打ってあるので安心だが、足元はつるつるでかなり危うい。各自プルージックで登る。
滝口まで上がると、その先はくの字に曲がっておりゴルジュの奥に滝が現れた。両岸は立っており高巻は不可能と判断し、泳ぎ渡ることとした。Kさんがザイルを引いてトップで渡り、後続を確保して無事に全員泳ぎ渡ることが出来た。Hさんは泳ぎが得意で難なく渡ったが、私は怖気づく自分を励まして飛び込んだ。想像したよりも水は冷たく感じなかったのはアドレナリンのせいか。
そこから先は川幅が広く平凡なゴーロが続いた。1本取ったところで、Kさんが目ざとくカケスを発見。キラキラ輝くミズナラの高い梢を渡っていく鳥影がどうやらカケスらしい。緑の葉に光が透けて薄いグリーンの紗がかかったような谷に透きとおる青い水の流れと白い小滝の美しさ。ほんとに癒される。
ノウナシ谷との二股を過ぎてこれより本流は犬滝谷と名前を変える。釜滝2条8mが現れた。岩に大きな穴が二つあいて、それぞれの穴より水が滔々と落ちている。その名の通り羽釜でお米を砥いでお釜を横にして水を流す様を想像させる。自然が作り出すユニークな造形がとても面白い。大きくて深い釜は透明度が高くて吸い込まれそうな群青色からエメラルドグリーンのグラデーション、時折太陽の日が射すと宝石ように輝いて私たちは大興奮で写真とりまくりだった。
右岸に踏み後があり高巻いて釜滝を越す。小滝が続き今度は直線的な一の滝8m、そしてその奥に二ノ滝10mを巻いてレンゲ辻谷を見送る。どんどん岩が大きく、沢が狭まってくると大きな滝の影がちらほら樹幹から見え隠れする。手前に2条4mの滝を従えて将軍のような堂々とした犬滝谷25mが現れた。岩壁のはるか上から怒涛の如く水が落ちて、滝から吹く水しぶきと風がすごい。寒くて震えた。時間は12時。あまりに美しい渓に写真タイムロスして時間切れでここで引き返すことに決定。この先のジョレンの滝は泣く泣く諦める。次回必ず再訪することを誓って記念写真を撮って、水しぶきと風を避けて2条の滝の下まで降りて昼食とした。
下山は沢通しに降りていった。赤鍋滝手前ゴルジュで泳いだあと、赤鍋滝の落ち口まで少し下るのだが、つるつるの岩盤で足を滑らせ私は滝上の小さい釜にドボンしてしまった。私の悲鳴で先頭のKさんが戻ってくる。FさんとHさんがロープを投げてくれて必死で捕まって無事に釜から上がった。赤鍋の斜面が怖くて可笑しいくらいロープを握りしめて降りた。私とは逆にHさんはルンルンで、最後に赤鍋滝をスライダーで気持ちよく大釜にドボン。もちろんロープで確保してのこと。楽しい沢下りになった。
名残惜しい気持ちでへっついさんを通過したらもう終わり。桟橋によじ登り元来た道を戻って終了した。今度は沢中1泊でゆっくり味わいたい美渓でした。

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