2016.09.25 吉野川水系・上多古川上谷

   ★★2017年度 初級登山講習会★★

   ◎バリエーションルートの歩き方と岩登り◎

第一回 4/16 六甲山 芦屋川駅集合 道畔谷~キャスルウォール
装備・読図・三点支持・簡単な岩登り

第二回 5/7 六甲山 御影駅集合 西山谷~保塁岩
沢筋の歩き方・アルパインクライミングとは

第三回 5/21 六甲山 芦屋川駅集合 地獄谷~ブラックフェース
岩登り・マルチピッチとは 
 
第四回 6/4 行先未定
テント泊 テント設営~生活術・縦走とは

※参加条件 一般登山道を5時間以上歩ける人・一般登山用具をお持ちの方
講習会会費 無料  ヘルメット、ハーネスを持参下さい(無い方はお貸します。)

入会の有無、講習会に関係なく興味ある方は 例会にお立ち寄りください。
同時にハイキング参加も随時行っております。(体験ハイキング可能)

例会は毎月第二水曜日 19時40分より。
場所は森ノ宮のANNEX PAL法円坂  大阪市中央区法円坂1-1-35  TEL06-6943-5021
随時、縦走登山、沢登り、岩登り希望の方も募集しております。
初心者から丁寧に指導致します。まずは気軽にご相談ください。

講習会参加、入会に際しての連絡、
質問等は例会に直接お越し頂くかメールにて saffran@hotmail.co.jp 藤原、徳田までお気軽にお問い合わせ下さい。
  <会費等詳細> 入会金1000円 会費1000円/月 (入会時のみ3ヶ月前納)
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山行報告書
平成28年9月25(日)前夜発/吉野川水系・上多古川上谷(晴れ)                       
参加者2名     
                     
今回のポイント
①先週までの大雨で増水していたため、滝はほとんど直登出来ず。
②GPSの誤受信で、またもや登山道探しに時間を費やす。                       
(誤受信ではなく、GPSの登山道と現登山道が変わっているようです)
茶屋谷、本谷に続く上多古川沢登りの第3弾!
先週、入る予定で現地まで行ったものの、雨が強く降っていたため、増水を心配して中止したので今回はそのリベンジ。
6:35駐車地7:00上谷入渓7:30馬ノ背滝9:00牛呼滝10:30二俣(植林小屋)11:30大滝12:50~13:50登山道(柏木道)探し16:20駐車地

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前夜発で川上村にあるいつもの場所でテント泊。夕方に雨が降ったようで路面は濡れていたが、我々が着いた頃(22:50)には、薄曇りだった。先週に泊った時には、何も無くても寝られたが、今回はシュラフカバーをしないと冷んやりした。

5:30起床。準備を済ませてすぐに出発、上谷集落へ行く道の途中にあるゲート付近に6:05着。ここに来るまでに169号線を流れる吉野川では先週からの雨で水量が多いことが確認出来たが、ここ上谷も増水で波打ち、入るのも憚れた。
馬ノ背滝
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激しい流れの上谷を横目に見ながら、林道を歩く。林道が終わると杣道となり、しっかりした鉄橋を渡ったところから入渓。大岩があるところは、ショルダー、お助け紐を使い乗り越す。岩はつるつるの場所があり、へつるのも慎重にしないと沢に滑り落ちてしまう。
しばらく歩くと「馬の背滝」が現れる。水が暴れているといった感じで釜も深く、近付くことさえ難しい。水量が少なければ直登出来るだけに残念。ここは左を巻く。滝の落口に下りられるかわからなかったが、ちょうどルンゼがあったので下り、滝の落口へ。水の流れは激しいが、足の置き場にいい石があったので、対岸を渡り、杣道へ。少し歩くと、鉄橋があり、渡ってから入渓。そこに2段10mの斜滝が現れる。念のためここでザイルを出す。1段目は問題なく登れるが、2段目の手前に大岩があり、これが乗り越せない。
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無理して 登れば何とかなるかもしれないが、岩は濡れているので、岩を乗りあげる瞬間滑る危険があるので、ここはショルダーで上がる。今回はショルダーを多用しており、この沢が、いかに大岩が多いかわかる。さらに進むと左岸に「しずくの滝」が見える。普段はほとんど水が流れていないと思われるような滝だった。そこを過ぎると、4段20m滝。水量が少なければ直登できるようだが、近付く
しずくの滝
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4段20m滝
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ことが出来ない。ここは左を巻き、さらに進むとこの谷の核心部の「牛呼滝」
牛呼滝
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落水する岩壁に空洞があり、牛の鳴き声に似た音を出すことから名づけられたそうだが、水量が多くとても聞き取れない。ここも左岸を直登出来るようだが、やはり近付くこと出来ない。右岸の泥壁を巻くことにするが、土はたっぷり水を含んでおり、足を置いているとずるずると滑りいやらしい。危ないのでここはザイルを出す。Kさんトップで木のある所を伝い、2ピッチで登る。ここを過ぎて、30分ほど歩くと朽ちはてた植林小屋が出てくる。この付近は酒びんを詰めるプラスチックケースやごみが散乱しており、閉口する。
小屋付近で二俣になっており、左側の地蔵谷へ。時間は10:30。快調なペースで進む。今日は余裕で、昼過ぎには駐車地に戻れるのでは・・・ただ気を緩めるのは沢においては禁物。再び気を引き締め、大峰のダイナミックな、また幻想的な美しい景色を楽しみながら進む。やはり大峰や台高の沢はいい。このようないい沢をKさんと歩けることに喜びを感じ、テンションは上がる。そんなことを考えていると、いつの間にか苔むした美しいゴーロ帯に入る。
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残念なのは、植林が多いことだが、それでも魅力的な場所だ。二俣から約1時間歩くと大滝が出現。手元にあった遡行図には記載されていない。どうやら登山道である柏木道につきあげる所を間違えたようだ。ただこのまま行っても道には出れる。滝の右側を巻くことにし、傾斜のきつい斜面を滑落しないよう注意しながら、歩きやすいルートを探りつつ上がる。大滝の落口に下り、そこから、右岸の斜面を滑りやすい足元を気にかけながら、登山道に向かい歩く。傾斜はややきつく、ひたすら登り。それまで出なかった汗が出てきて暑くなる。30分ほどでようやく登山道に出る。ところがGPSで位置確認をするとそれは登山道ではなく、杣道。いずれ合流するということで、そのまま歩くことにする。伯母谷覗を見たかったので、駐車地とは反対方向の阿弥陀ケ森に向かう。ただ進んでもそれらしきものは見つからない。再びGPSで調べ、とりあえず、今歩いている道と平行して続く登山道に向かうため、道無き斜面を上がり稜線付近に。登山道のわりには、先ほど歩いていた道ほど、しっかりしていない。さらに登山道では、必ずといっていいほど見られる付箋がひとつも見られない。だがGPSを見ると登山道になっている。訳がわからないものの、帰る方向はわかっていたので、とりあえず下山することに。この付近は展望が良く、大普賢岳を見ること出来る。また大峰から台高に至る多くの山々が連なるパノラマの景色。大峰・台高のこの景色も沢と並びとても好きな風景で、一人でこの周辺を縦走していた頃に何度も見ており、久々の再会に喜びでいっぱいになった。
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しかしまだはっきりしたことがわからず、付近をうろうろ。藪ではないので歩きにくくはないが、はっきりとした道ではない。ただ戻る方向はわかっているので、なんとかなる。とりあえず、その場所から離れ、下ることした。そして迷ってから約1時間。ようやく登山道に出ることができた。どうやらGPSの登山道と現登山道が変わっていて、沢から最初に出た道も杣道ではなく、登山道だった。この道はしっかりした道で石柱が所々あり、大峰と柏木までの距離が「丁」で示されていた。
ところで最近の大雨の影響か沢ではキノコがたくさん見られた。柏木道でも同様だった。驚いたのは、タマゴタケがたくさん見られたこと。それも卵の形から傘が開いたものまで様々。Kさんもこんなことは初めてと感動。写真をたくさん撮っておられた。
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早く下山する予定が、結局夕方となった。スパッツを脱ぐと、ヒルにかまれていたことが判明。それでも、沢を楽しめ、無事下山できて何より。私の行きたい所にいつもご一緒していただけるKさんには、本当に感謝です。ありがとうございました。
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Category: 沢登り
Published on: Sun,  16 2016 21:23
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