2016.11.19 矢原川本谷 沢登り/鈴鹿

  
今回のポイント
★坂本の駐車場から入渓点を探すまで、獣除けのフェンスに惑わされ、時間を費やす。
★大きな滝が2つあるが、いずれも高巻きをする。
★時間短縮のため、途中から登山道(南尾根道)に出る。ここは岩やガレの急な登りが続くが、景色はいい。                     
沢登り鈴鹿シリーズの第2弾。 一番の見どころは、鈴鹿随一の100m大滝だ。

18日(金)21:30大阪~0:00テント場
19日(土)8:20駐車地~(40分ほど道探し)9:00林道ゲート~9:30入渓~10:30 100m滝~11:45不動滝~12:10不動滝落ち口付近で昼食(約1時間)~13:55仙の石~16:20駐車場
 
参加者4名
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前夜発で三重県亀山市へ。今晩から雨の予報ということで、テントが濡れない場所を探す。なかなかいい場所が見つからず、あきらめかけていたが、Mさんの「ひょっとしたら」の一言で、とある場所へ。そこは、大きな屋根がある最高の場所であった。早速、宴会。まずはビールで乾杯。そのあとに出てきたホットワイン。これが、大ヒットとなり、おつまみとともにみるみる無くなっていく・・・S氏と私は、うとうとして眠りに落ちるが、F女史とMさんは、絶口調で話続け、結局寝たのは3時になった。

目が覚めて時計を見ると7時。完全な寝坊だ!夜中に降っていた 雨は止んでいる。気温は高く寒くない。
テント場から車で「坂本の棚田」がある駐車場に移動。ここは、平成11年7月に日本の棚田百選に選ばれた場所だそうだ。
予報が悪く、雨の降る中を装備装着になるかと思われたが、曇り空。雨のピークは越えたよう。
駐車場を出て、矢原川の方向に向かう。山の周辺には、延々と獣除けのフェンスが張ってある。フェンス内へは、容易に入れる。とりあえず、「石水渓キャンプ場、安楽越」の標識にしたがって歩く。ところが矢原川まで来たところで、道が間違っていることが判明、引き返す。40分費やした。
入渓点のある林道はすぐに見つかり、ゲートから30分ほどで到着。ここは、「矢獣除けフェンス原川本谷」の手作りの標識があり、そこからはテープも随所に見られた。
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椿の群生を突っ切り、さらに下って沢に入る。水は全然冷たくない。小雨が降り出すが、すぐに止む。入渓後短い間隔で、右から流れてくる右俣、中俣に出合う。最初に現れるのが5m滝。
難しくはないが、ザイルワークのため、S氏に確保してもらい、途中でハーケン打ち直登。さらに進む。沢沿いには杣道があ時々、時間短縮の為そこを歩く。
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しばらくすると30m滝に出あう。ここは左側を直登。今度は、100mの大滝だ。樹林とややかぶり気味の岩のために全貌はできないが、鈴鹿随一の迫力はある。直登は出来ないので、右側の樹林を高巻き。ある程度の高度を上げるとさらに滝が続いているのが確認できた。道らしいものがついているので、比較的容易に行けるものの、傾斜のきつい岩の部分やトラバースで道が細いところは、危ないので慎重に歩く。
100m大滝
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落ち口に下りたところで1本とる。天気は曇り。相変わらず気温は高く、登りになると、あつくなる。11月とは思えない。
そこから小滝をこなし、さらに進む。Mさんは今回で7回目の沢登り参加。そのうち3回ご一緒させていただいているが、へつりや岩の乗り越えもお助け紐なしでこなせるようになっており、上達しているのがうかがわれた。やはり、なんでもそうだが、沢も数をこなし、体験を積み重ねることが大事であると感じた。
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そんなことを思いながら進むと2段20mの滝が現れる。ここは左右どちらからも直登出来る。さらに20m滝を左から巻き、途中から直登。岩は雨でぬれていて少しいやらしいので、上部は、S氏がお助け紐を出す。そこをこなすと30m不動滝
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不動滝は左の樹林を高巻きする。途中で登山道と合流。トラロープもあった。急な登りをこなし、滝の落ち口へ。時間は、正午過ぎ。お昼にする。曇っているものの、時折、薄日も射し暖かい。
早速、F女史は、買いだめしているインスタントのカレーうどんを作り、それをおすそ分けしてもらうMさん。以前もこんな光景を見たような・・・そんなほほえましい姿をみながら、S氏の沸かしてくれたおいしいコーヒーをいただき、今日も沢に来れた喜びをかみしめる。時間が予定より大幅に遅れていることと、ここから先は平凡な沢になることから、登山道を使うことにする。
このまま仙の石から石水渓のキャンプ場に至る道(南尾根道)を下るか、仙の石を経て仙鶏尾根を通る道に出るか、検討。仙の石に登っても時間が短くて済む後者をとることにする。
南尾根登山道
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この登山道は、岩やガレが続く急な道でトラロープが、何か所も張ってあった。
途中から、木々もまばらになったところでは、素晴らしい展望が見られる。
天気は生憎の曇り空だが、雲海が見られ、見応え十分であった。
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仙の石までは、1時間弱で到着。特徴的な岩が目を引いた。
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仙鶏尾根も岩やガレが続く。慎重に歩きながら進む。770m地点から矢原川に下りる道が、駐車場までの最短ルート。これがわからなければ、野登寺までやや遠回りしなければいけなかったが、土に埋まっている標識を見つけることができた。このルートは目印のテープがついているので、迷うことはない。下りでも着込むとあつい。S氏は、下りも相変わらず速い。今回は、9月3日の奥美濃前谷川以来2ケ月半ぶりの沢復帰。久しぶりとは思えない軽快な動き。そんな姿を見ると、本当にS氏の復帰は嬉しいし、心強い。
まわりを見渡すと、紅葉は所々で見られ秋は確実に深まっている。棚田では、稲は刈り取られ、まもなく来る冬を感じさせる。
坂田の棚田
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それでも「まだ沢は終わりではない。寒くなるのなら、南の沢を目指せばよい」
山遊楽会・沢遊楽部会員ナンバー0番のHは、そうつぶやきながら、すでに心では南紀方面の沢企画を練っているのでした。

Category: 沢登り
Published on: Sun,  27 2016 09:01
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