2016.12.10 舞鶴 由良ヶ岳

   ★★2017年度 初級登山講習会★★

   ◎バリエーションルートの歩き方と岩登り◎

第一回 4/16 六甲山 芦屋川駅集合 道畔谷~キャスルウォール
装備・読図・三点支持・簡単な岩登り

第二回 5/7 六甲山 御影駅集合 西山谷~保塁岩
沢筋の歩き方・アルパインクライミングとは

第三回 5/21 六甲山 芦屋川駅集合 地獄谷~ブラックフェース
岩登り・マルチピッチとは 
 
第四回 6/4 行先未定
テント泊 テント設営~生活術・縦走とは

※参加条件 一般登山道を5時間以上歩ける人・一般登山用具をお持ちの方
講習会会費 無料  ヘルメット、ハーネスを持参下さい(無い方はお貸します。)

入会の有無、講習会に関係なく興味ある方は 例会にお立ち寄りください。
同時にハイキング参加も随時行っております。(体験ハイキング可能)

例会は毎月第二水曜日 19時40分より。
場所は森ノ宮のANNEX PAL法円坂  大阪市中央区法円坂1-1-35  TEL06-6943-5021
随時、縦走登山、沢登り、岩登り希望の方も募集しております。
初心者から丁寧に指導致します。まずは気軽にご相談ください。

講習会参加、入会に際しての連絡、
質問等は例会に直接お越し頂くかメールにて saffran@hotmail.co.jp 藤原、徳田までお気軽にお問い合わせ下さい。
  <会費等詳細> 入会金1000円 会費1000円/月 (入会時のみ3ヶ月前納)
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参加者3名
[行程]12月10日(土)7:00 大阪 → 10:30 国民宿舎丹後由良荘 → 12:00 由良ヶ岳・西峰 → 13:00 由良ヶ岳・東峰 → 14:30丹後由良荘  
翌日は朝から雨の為、青葉山登山は中止し帰阪。

由良ヶ岳は、京都府の天橋立大江山国定公園に指定されている双耳峰の山。
海岸のすぐそばから隆起しており、天橋立方面から眺めるとなかなかの鋭峰で丹後富士とも呼ばれている。
森鴎外の「山椒太夫」のゆかりの山であり、古くから山岳信仰の山としても登り継がれている。
山頂からは天橋立や日本海の絶景が楽しめる。

標高や難易度を求めるばかりではなく、山の歴史や逸話などを調べて、
その山の個性を味わうことは楽しく、里山歩きも素敵であると改めて実感できた。

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丹後・由良ヶ岳ハイキング 報告
参加者3名
[行程]12月10日(土)7:00 大阪 → 10:30 国民宿舎丹後由良荘 → 12:00 由良ヶ岳・西峰 → 13:00 由良ヶ岳・東峰 → 14:30丹後由良荘

[報告]
由良ヶ岳は、京都府の天橋立大江山国定公園に指定されている双耳峰の山。海岸のすぐそばから隆起しており、天橋立方面から眺めるとなかなかの鋭峰で丹後富士とも呼ばれている。
森鴎外の「山椒太夫」のゆかりの山であり、古くから山岳信仰の山としても登り継がれている。

当日朝大阪発、事前の調べでは京都縦貫道を利用するつもりでいたが、Mさんが舞鶴若狭自動車道からのほうがお安く行けると教えて下さる。ロスタイムが30分程度なら支障も無さそうなのでエコノミールートを利用し舞鶴へ(次回からは山行費用も考慮するよう心がけたい)。

由良川を渡り河口に向かう国道沿いにはみかん畑が続きのどかな雰囲気だ。由良町に入ると右手に防風林の松林、そのすぐ先は白い砂浜が見える。「山椒太夫」に登場する安寿姫が潮汲みをさせられていた海岸である。弟の厨子王丸が柴刈りに行かされた由良ヶ岳へ向かうべく海岸から山側に進路をとり国民宿舎丹後由良荘へ。宿舎の方の了解を得て駐車させていただいた。
身支度を済ませ、すぐ裏手にある登山口へ向かう。
曇りで気温が低く、軍手をしても指が冷たかったが、登り出しから花崗岩の急登が続きすぐに体が温まる。今年は遅くまで気温が下がらなかったせいか、ところどころに見える黄色いイタヤカエデが美しい。
4合目の炭焼窯跡でポツリポツリと雨模様に。予報は曇りなのでとりあえず先に進むことにする。
5合目を過ぎると杉と檜の針葉樹林帯となり登山道がうす暗く感じた。地質も堆積岩層に変化し、粘土質で非常に滑りやすい。登りは何とかなるが下りが厳しくなりそうなため、ストックを持参しなかったMaさんと私は、手頃な枝を探しながら右往左往し登る。
9合目のコルまで来ると、視界が開け背の低い山桜地帯となった。満開の風景を想像し春にまた来たいと思った。
まずは西峰を目指すが稜線に出ると雪と風がやや強まった。天気は悪いが、雨ではないのと見える景色の半分以上が海であるため気分は明るい。
西峰の目前には天橋立と丹後半島が広がり、絵葉書を見ているように美しかった。気温が低いため海上からの水蒸気が上昇できず雲が低層で広がり、冬の日本海側特有の空模様である。
記念撮影をして、東峰に向かう途中にある屋根付のベンチで昼食をとっていると、アラレがバラバラと降り出し、その音の大きさにびっくりしたが飲み食いするうちに止んだので、防寒を万全にして東峰に向かった。
急登だが距離の短い登りの東峰からは舞鶴湾の向こうに若狭の海岸がよく見えた。翌日登山予定の青葉山のピラミダルな山容が美しい。すぐ眼下の由良川が海に注ぎ出す様を眺めて、曾禰好忠の和歌「由良のとを渡る舟人かぢを絶え..」と歌おうとしたが、下の句をすっかり忘れてしまいMaさんに失笑される。柄にもないことはしないほうが良い(笑)。
この東峰には祠があり、虚空蔵菩薩が鎮座している。奈良時代に山岳宗教が広まり、青葉山松尾寺、世屋山成相寺、そしてこの由良ヶ岳如意寺が道場として栄えたとのこと。
虚空蔵菩薩は十三仏中13番目にあたるため、この辺りでは数え年13歳の子供に願石を持たせて由良ヶ岳に登らせる風習があるそうだ。13歳をほど遠く過ぎているが、とりあえず無事登頂のお礼参りを済ませ下山する。予想していた通り、9合目のコルからの急な下りは面白いほどよく滑り、バランスを取るのに拾った枝の杖が大いに役立った。低山を侮ってはいけないと教訓になった。

下山後は翌日の青葉山に備えて、舞鶴市内で夕食を済ませ港に近い某公園で仮眠をとったが、深夜より雨が降りだし翌朝も止むことがなく、残念ながら青葉山はまたの機会に延期することとした。

麓に父の生家があり、子供のころから眺め親しんでいた由良ヶ岳。山をはじめてからいつかは登りたいと思いながらこれまで機会がなかった。
標高や難易度を求めるばかりではなく、山の歴史や逸話などを調べて、その山の個性を味わうことは楽しく、里山歩きも素敵であると改めて実感できた。
天気が悪く寒い中、お付き合い下さったお二人さん大変ありがとうございました。

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Category: ハイキング
Published on: Wed,  14 2016 00:43
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