2017.03.25 比良中谷αルンゼ~大岩谷
- 2017/03/27(Mon) -
比良中谷αルンゼ

今後の本番の為、比良のαルンゼに練習に向かう。
今年はかなり雪が多い、αルンゼでは岩稜登攀と言うよりも雪稜登攀になった。


【概要】
3/25 大阪発~7時30分登山口~8時50分登攀開始~10時チムニー通過~11時30分稜線~昼食~ビーコン練習~12時30分歩きだし~13時30分木戸峠~14時40分葛川越~16時50分車止め

s-2017.03.25 比良αルンゼ 014

天気晴れ、林道終点には雪は無く、歩き始めて上を見るとびっしり雪が付いている。 比良の3月下旬とは思えない。
取り付きから既に足元に雪、F1、F2の岩峰は見えている。 Tがトップで登って行くが中間部に雪が詰まりランニングが取れない。
F2は左から登るのだが今日は臨機応変、右の岩肌の脆い所を抜けていく。 50m使い、F1、F2を一気に抜ける。
ここから上部の谷は雪に埋め尽くされていた。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 004


s-2017.03.25 比良αルンゼ 007

アンザイレンで登高していくが、傾斜が増してくると汗が噴き出る。
谷が狭くなり傾斜が40度近くなり、アルプスの雪稜登攀を思い出す。 雪が締まり、アイゼン、ピッケルが良く効く。
登っていて実に楽しい、雪崩の心配な無さそうだ。 
以前の記憶を思い出し、この辺りに滝が有ったよなと、思い出しながら急傾斜をどんどん登る。
途中、ゾンデ棒で調べてみたら積雪は3m以上有った。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 014
核心部のチムニーも雪が詰まり登攀が出来なかった。
写真はチムニーの出口、かすかに見える。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 025

後ろを振り向くと高度感があり谷筋に吸い込まれていく、傾斜が強くこんな所で落ちたら止まらないだろう。
稜線に近づくと後方に琵琶湖が大きく見え、伊吹山も遠望できる。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 039

少し物足りないので稜線近く、砂地の岩峰でロープを使い1ピッチ登攀する。そして車止めから4時間で稜線に出る。
前に来た時はここまで9時間かかったのに今日は最速だ。 暖かな陽気の中、昼食を取り、ビーコン操作練習をする。
マムートと、アルバのビーコンを使い違いを調べてみる。

時間があるので今日はキタダカ道を経由する左回りではなく、比良岳を経由する。
右回りのコースで下山する。だがこの選択が今日の核心となった。
木戸峠までコースタイム20分、トレースはなく、膝上のラッセルを強いられる。
何度も谷を横切る、急俊なトラバースが延々続き緊張の連続である。(帰って調べると夏道も崩落が進みかなり危険との事)
途中、何度もGPSで確認してみても道は合っているようだ。3人で協力しあい、1時間以上もかかり突破した。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 053

ここからもラッセルは続く、ブナの森に雪が被り迷宮の森となる。時折見える印を頼りに進むが方角判断が難しい。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 060

この辺りで全員の水分が乏しくなった。 雪が緩み踏み抜きが多くなり、2時間以上のラッセルでようやく葛川越に着く。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 061

ここから下りだと安心するが、踏み抜きの連続で足が取られ時折、腰まで入り抜けなり相当苦労する。
各自の水は無くなる。 道は谷に吸収され、沢歩きになるが道が崩落しており、一筋縄でいかない。
ルートファティングしながら17時前車止めに戻る。

s-2017.03.25 比良αルンゼ 063

近場の山でこれだけのバリエーションを経験出来いい経験になりました。

s-new12.jpg


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