2017.04.22 名倉谷川中の谷沢登り
参加者:2名

中ノ谷出合、入渓(7:10)→大タイ滝15m(8:00)→第一支流出合45m滝(11:10)
→三壺ノ滝25m(12:10) →第二支流(13:00)→林道(14:30)→駐車場所(14:50)

今年初の沢登り。場所は台高山脈櫛田川水系名倉谷川中の谷。
「中の谷は迷岳から東に湯谷峠に至る稜線の水を集め、塩が瀬で名倉谷川に注いでいる。」
ナメ、滝、エメラルドグリーンの釡と飽きる事なく、早春の谷を楽しむ事が出来た。

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前夜発で南阪奈から国道166号線を香肌峡温泉に向かって車を走らせる。
高見トンネルを抜け、飯高町森で右折してホテルスメール方面へ。適所で仮眠。
翌日5時起床。登山届を出す為に登山ポストを探す。洞窟美術館の前にポストがあるという情報だが、地図にはのっておらず。ホテルスメールの手前にパターゴルフ場、右脇を進むと駐車場があり、その先の唐戸橋を渡ると左手にさびれた美術館(後日調べると2011年閉鎖していること判明)が出てくる。ポストは橋の手前にあった。
登山届を出しUターン。ホテルスメール方面に向かい、ホテルを右手に見ながら通過、橋を渡り右へ川沿いを進む。中谷橋を渡ったところに車を停め、準備して出発。中の谷に沿った林道を歩き始めてすぐに入渓。4月なので水温は低いと思っていたが、歩いていると冷たく感じない。しばらくは河原歩き。周囲は植林帯で杉が整然と並んでいたが上部を見上げると桜がまだ咲いており新緑と共に目に優しい。水も澄んでおり、明るい沢という印象。
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大きい石がたくさん出てきてそれをこなすと、15M大タイ滝
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ここは左から巻く。途中ザイルでフィックスし通過後15M斜滝頭へと懸垂下降する。次に目指すは七ツ釜ゴルジュ。遡行図には「4m滝釡へつる」とあるがへつれそうにない。右側から巻くが、ここもいやらしい。このまま進むとゴルジュを通過してしまうので、下に5M滝落ち口が、見えたところで、懸垂
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偵察のため、Hさんが先に進み、行けることを確認したうえで、私もあとに続く。懸垂は、バックアップを取ってゆっくりと降り立つ。次は左側から巻いていき七ツ釜ゴルジュを通過。しばらく河原歩きすると右側に50mの岩壁が立っている。そこには、しずくの滝があり、ピンクの可愛いオオミネコザクラが咲き、私たちの目を楽しませてくれた
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その後すぐに直径10mの大釜を従えたS字形ナメ滝8mが現れる。
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夏なら直登するところだが、水量がある上に、確保している間に体が冷えるので、断念。左岸を高巻きする。ところが、この巻きもいやらしい。フィックスで、トラバース。
すると木々の合間から45M滝が見えてきた。この場所から降りるのは、懸垂かと思われたが、意外にも緩やかに岩の道のようなところを通り、下り立つことができた。今日のハイライトだけあってすばらしい滝であった。ただこれだけ立派な滝にもかかわらず、名前がないのが、不思議だ。丁度日差しもあり大休止し、しばし滝鑑賞。
ここで本流は左に折れる。次の斜滝15m・10mを右側から巻くと、ゴルジュが現れる。遡行図によれば、ここは、右を巻き、三壺ノ滝を左に巻くことになっているが、時間は遡行打ち切り時間の11時を過ぎていたことから、左を巻き、その上を通っている山径に出ることにする。ところが、この大巻きが、今日の核心だった。登っていくと上部は壁で立っており、進めない。ここは、フィックスを使う
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やや傾斜がゆるいところを選びながら進むが、どのルートを選択しても、足の置き場を確保するのが、やっと。ザイルでつないでいるとはいえ、落ちたら一気に釜近くまで行きそうだ。安定したところが少なく、ヒヤリとしたところが、何カ所も。フィックスを途切らせることなく、トラバース。最後に懸垂し、再びフィックスをしてようやく25m滝の上に下り立った時は心底ほっとした。
後は平流、穏やかな沢歩きとなる。第2支流(二股)で遡行打ち切り。二股から左下に小屋跡が見え、沢筋に沿って下山道がある。
後は下山道を下りるだけと安心していたが、道がとても細く足を滑らせると滑落しそうである。道が崩壊していて、不明瞭な箇所が多々あり、残置のロープも数か所あった。
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斜面から林道に下り、10分程歩き駐車場所へ。
帰りはホテルスメールの温泉にて入浴。温泉は内風呂だけだが、設備よくおすすめである。

今回は濡れると寒いので、遡行図通りには遡行せず、髙巻き登る機会が増えた事で難易度が上がったと思われる。本やネットでは「入門の沢」「一級+」とあるが、ルートの取り方次第でランクが変わる。
下山は道が不明瞭で、私にとってはヒヤヒヤもの、何度も肝を冷やした。Hさんは積極的にロープを出し、私の安全確保を行ってくれた。無事に下山出来たのはひとえにHさんのお蔭である。感謝。

今回の教訓
「ガイド本やネットの情報をうのみにせず、地形を推測し遡行するように心がけ、下山のタイムスケジュールも常に考え行動する」

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