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2018.03.10 堂満岳中央稜 雪稜登攀

参加者8名

毎年冬の時期は堂満岳ルンゼに行きたくなります。近場にして、急俊なルンゼ、バリエーションに富んだ雪稜登攀が楽しめる場所です。今年は各地に大雪をもたらしたので3月に入ってもまだ行けるだろうと判断し決行としましたが、イン谷にはまったく雪は無く、周辺にも積雪が見えなく、こんな状況で登攀出来るのかと不安に感じながらの山行となりました。

a-2018.03.10 堂満ルンゼ 009



8時30分イン谷で準備をして歩き出します。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 001


9時20分堂満岳ルンゼに入りようやく積雪があらわれ少しほっとします。
登攀具を身に付けすっかり雪が少なくなった第一ルンゼを登高していきます。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 003


雪は薄いがなんとか雪が繋がっており、中央稜の取り付きへ。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 008


10時登攀開始
1ピッチ目から雪は無く岩が露出、落石を起こさないように慎重に登りますが、上からこぶし大の岩がゴロリ、緊張します。脆いクラックを登り25mⅢ級。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 012


今回、本番初挑戦のA嬢も健闘中です。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 016


立木の終了点より岩峰を右に回り込むパーティーと岩峰を直登するパーティーに分かれる。左から回り込みカンテからクラックにアイゼンを効かせ登ると3mの垂壁に当たる、ここは積雪がある時は楽しい雪稜登攀のハイライトになるが今日は雪が無い。力任せに登りきるとマッチ箱の上に出る。20mⅣ級。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 019


a-2018.03.10 堂満ルンゼ 020



3ピッチ目、3mクライムダウンすると狭いリッジに砂混じりの氷結した地面にでる。アックスを差しながら45m登ると雪稜に出たⅢ級。
本来なら左にルートを取り、チムニーの2ピッチを楽しむのだが、雪のないチムニーは落石の巣だと判断し、ルンゼの雪稜に逃げます。
傾斜40度ほどの雪壁はアイゼンがよく効き、気持ちのいい雪稜登攀となる。見た目より簡単そうなので各パーティー、トップを入れ替わりベテラン組は指導に当たります。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 029


a-2018.03.10 堂満ルンゼ 031


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Ⅱ級の雪稜を2ピッチ戻り、再び中央稜に戻る。ここから先2ピッチもⅡ級程度の岩峰なので、トップ養成組がトップを行く。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 035


13時40分全員が稜線まで上がる。雪が無かったがアイゼン、ピッケルが良く効きとても気持ちのいい登攀となった。
しっかりと昼食を取り、岐路を考える。第一ルンゼは雪が繋がっておらず、下降は懸垂下降を4~5回行う事になりそうなのと落石が怖いので山頂を目指す事にする。
14時10分山頂目指し歩き出す。時折雪を踏み抜き苦戦するが、山頂までの急俊な雪稜はいいトレーニングだ。1時間かけ軽いラッセルで道を切り開き、ぴったりと山頂に付き上げた時は感動しました。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 042

堂満岳山頂では、空気も澄んでいるので眼下の琵琶湖は展望もよくキラキラしていました。
ザイルを繋ぎ7ピッチ登攀、雪稜で山頂に抜けた感動を全員で喜びあいました。
道標を掘り起し記念撮影。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 050


a-2018.03.10 堂満ルンゼ 047

東稜道を下ります。ここから登山道には雪はありまんせん。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 052



ノタノホリを少し下った所でユキワリソウに出会い、春を感じました。
a-2018.03.10 堂満ルンゼ 055


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