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2019.01.12-13 赤岳 天狗尾根

今回は経験の少ない女子2名を含む6名で実施。

八ヶ岳東面 赤岳鉱泉等々がある西面と比べクライマーの数が少なく静かな登攀が出来る場所です。
しかしながら日帰りは難しく、どのルートでもテントを背負っての登攀となりルートファイティングも必要で、時にはラッセルも強いられる場所でもあります。
八ヶ岳東面では天狗尾根はポピュラーなルートです。尾根の末端から登高は適度に長く、晴天無風に恵まれ快適かつ、大パノラマの中の登攀、緊張の中の高度感を味わえた今回の山行、冬の八ヶ岳を十二分に堪能出来ました。
下降路は通常ツルネ東稜ですが、今回は雪の状態が良く赤岳山頂までトレースし、山頂直下が危険とされている真教寺尾根を下りました。

1/12 美しの森山~地獄谷~出合小屋~天狗尾根~2100m付近(幕営) 
1/13 2100m~カニのハサミ~大天狗岩~主稜線~赤岳~真教寺尾根~牛首山~美しの森山

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1/12 美しの森山を出発
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川俣川沿いの林道は雪は少ない
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途中、水が流れていたので水を汲む
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ずっしりと荷物が重くなる 出合小屋
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赤岳沢へ進み赤布を見つけルンゼを詰め天狗尾根に上がる。
テントが2張なのであまり上部を目指さず標高2100m付近に幕営する。
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明日の為にカニのハサミ(標高2400m)までトレースを付けに行く。
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1/13 4時45分出発。真っ暗な中、尾根を登高。夜明けのシルエットの中、雲海の中に富士山が浮かび上がる
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写真では表現出来ないが、雲海が全面に広がり、滝の様に静かに流れていくのを暫し見惚れる。
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なんて穏やかな日なのだろうか、素晴らしい。
カニのハサミの岩峰は左を巻く
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壁に突き当たるとトラバースの為のフィックスロープが出てくる。短いかと思いフリーで抜けると足場は悪く以外に距離は長い。
後続はロープを使用。
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雪壁のルンゼを20m登り灌木でビレイ
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尾根からロケーションは抜群である、旭岳から権現岳の稜線が綺麗すぎる。
手前に見えるがツルネ東稜
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コンテで進み、岩尾根を辿る。小岩峰は危険を感じ2ピッチでリッジに出る。
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正面に大天狗岩の岩峰が姿を現す。
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大天狗の基部に確保支点があったので直登ルートで登ってみようと心見たが、難しそうなので中断し右のバンドからハイマツの草付帯を登り肩に出る。
後続パーティーは、右肩のフェースを右上していた。
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頭上の小天狗岩は左から簡単に巻ける。そこから主稜線の鎖場が見えたので大きくトラバースをし、雪壁を登った。
(途中でルートミスだと分かったが楽しそうな登路だったのでコンテで継続した)
主峰赤岳がまじかに見える。安全地帯に入ったのでロープを外す。
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バリエーションを繋ぎ歩き、赤岳山頂に突き上げる気分は最高であった。
北、中央、南アルプス、秩父山系、遠く白山まで見渡せました。
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真教寺尾根を下る、雪の着いた冬期下降はかなり危険である。
今回は天狗尾根を登っていた時に真教寺尾根を10名ほどが登っているのが見えた事、雪が少なく鎖場が出ていると判断した事で下降を決断したが通常は止めておいた方が無難である。
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下山途中で天狗尾根を振り返る。小天狗、大天狗をはじめとした、人目を引く岩峰を登れた事に感謝
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真教寺尾根を使えた事で早く下山出来ました。
16時30分 美しの森山着。

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